- 美白 -
1. ホワイトニング
ホワイトニングとは、プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、自分の歯を白く漂白する治療法です。歯の形や歯並びを変える事はできませんが、歯を削る必要はありません。
ホワイトニング治療には、オフィスホワイトニング(診療所内で歯科医が主体となり、患者に治療をする方法)、ホームホワイトニング(歯科医の診療方針・指示に従い、患者が自ら行なう方法)の二つの方法があります。
ホワイトニング剤には過酸化水素か過酸化尿素が含有されている場合があり、毒性はありませんが、不適切に使用された場合、組織を傷つけるおそれがあります。どちらもの治療方法でもかならず歯科医師の診断を受け、指示に従って下さい。
また、オフィスホワイトニングには方法の違いによって、いくつかの方法があり、自分の歯の状況にあわせてホワイトニングの方法を選びましょう。
ホワイトクリーニング
ブラッシングでは取れない歯の色素沈着を落とし、歯の本来の白さを取り戻します。まず口の汚れをとり、専用の器具で色素を洗い流し、さらに磨いてツヤを出して仕上げます。一回の所要時間は、30分程度が目安です。目立った汚れは、だいたい1回で落とせますが、白さを実感するためには、2~3回程度の施術が必要な場合もあります。口の汚れを落とすので、口臭に対しても効果があります。また、虫歯、歯周病の予防にも役立ちます。
エアーフローポリッシング
特別に調整されたクリーニング用パウダーと水をまぜたジェット噴流で、歯の表面に付着した着色を、すばやく容易に除去し、同時に表面を研磨するクリーニングのことです。一般的なクリーニングに比べ、今まで落としきれなかったせまい隙間や、細かい着色も、落とすことができます。汚れを落とすことで、口臭、虫歯、歯周病の予防に効果があります。
オフィス・ブリーチング
ホワイトニングの効果をより高めるために、ホワイトクリーニング処置後に行います。
歯の表面に漂白剤を塗り,光をあてて表面を脱灰すると同時に色素を分解して白くします。その後1分くらい水洗するのを1ターンとして、1回の来院で、3~6ターン行います。そのため、1回のブリーチングには、30~40分程度かかります。
*注意点
・もともとの歯の色以上に白くすることはできないため、先天的な着色歯、虫歯などによって歯が黒ずんでいる場合には、あまり効果が期待できません。
・もとの歯がまだらになっていたり、斑点状に白い部分がある場合、その模様が消えて、均一な白い歯になるわけではありません。
・歯の本来の自然な色は黄色味を帯びているため、完全な白色をお望みの場合、この方法は適していません。
・自分の歯を白く戻すことはできますが、レジンなど時間とともに着色する材質の修復物などの色は変わりません。
・日常の歯の使用により、徐々に着色性の付着物が付着し、ホワイトニング施術後およそ6ヶ月で、術前に近い状態に後戻りしてしまいます。
2. ラミネートベニア
歯の表面を一層削り落とし、そこにセラミックまたはプラスチックの薄いシェルを貼り付ける治療法です。小さい歯を大きくして歯と歯の隙間を閉じたり、着色・変色した歯を白く見せる事ができます。歯を削る量が少なくて済みますが、歯の形、歯並びの修正には限界があります。